ファンシーラットにとって飼い主とは
マンションでの飼育でも超おすすめの小動物「ファンシーラット」。当サイトでも何度か「犬のようになつき、猫のようにじゃれる」と紹介してきました。インターネットでもよく情報を見かけるようになってきましたし、小動物ペット好きの間では静かなブームになってたりなかったりかもしれません。
インターネットの情報を見ていたら「ぜんぜんなつかない」「思ったほどなつかない」などの声をちらほらと見かけます。大抵は「ラットには個体差があるから」とか「1年飼えばベタ慣れになる」などの言葉で片付けられてしまいます。
我が家のラットもベタ慣れという段階ではないのですが、いろいろと情報集めをしていくうちに少しラットとの関係について考え直す機会がありました。というのも、賢さについてラットがよく犬猫などと比較されることがありますが、ラットは犬猫のように飼い主と主従関係には無いということです。
「飼ってやっている」「食わしてやっている」という気持ちはラットには通じないような気がします。どちらかというとラットとは友達関係になっているように感じます。
友達を大切にするファンシーラット
ラットといえば不遇の実験用動物としても有名ですが、その代わりにいろいろな実験結果によってラットの習性や生態が明らかになってきています。インターネットで検索すればいろいろと出てきますが、中でも管理人が気になった記事を紹介します。
ネズミは困っている仲間を助ける
https://hakuraidou.com/blog/13717/
非常に興味深い記事でした。自分の取り分が減っても、ラットと出会えなくても、目の前にいる仲間を助けるという行動でした。
ラットは溺れる仲間を救助するのか?
http://news.mynavi.jp/news/2015/05/12/342/
困っている仲間を助けるという行動を優先するというのはすごいですね。
こうした記事からもラットは仲間をとても大切にする生き物だということがわかります。
ファンシーラットとは友達関係を築こう!
先ほどファンシーラットと飼い主は主従関係に無いと書きました。おそらくラットと主従関係になるのは難しいと思います。ファンシーラットとは友達になれると考えたほうがいいかもしれません。奇しくも当サイト名は「ねずみに居候」としていますが、まさに友達を居候させていると考えると普段のラットの態度もいろいろと合点がいきます。
ファンシーラットに対して犬猫のような付き合い方をしていると、思ったようになつかない、芸を覚えないなどで残念な気持ちになってしまうかもしれません。ラットに餌を手渡ししたときはラットにとっては「ありがとうございます!ご主人様!」ではなく「いつも餌をくれてありがとう!」という感じかもしれません。
ラットは友達を大切にする生き物なので、こちらも友達に衣食住(衣はないですが)を提供しているつもりで付き合えばラットは飼い主を友達と思ってくれますし、とても楽しい仲間に感じれるかもしれません。仲の良い飼い主ならぬ飼い友を目指して見るのもいいかもしれませんね。